🌱介護福祉士試験【発達と老化の理解①】(発達段階って?)

🌿ここだけは抑えとけ①|“エリクソンと発達段階”編
〜「赤ちゃんにも課題があるってホンマ?」〜

🧓そもそも「発達段階」ってなんや?

介護福祉士試験では、「高齢期」だけでなく、「発達の全体像」も問われるで。
特にエリクソンの発達段階理論は定番やから要チェック!

人は年齢に応じて、
🍼「赤ちゃんのとき」も
🎒「学生のとき」も
👨‍👩‍👧「親になってから」も
🧓「老いてから」も、
ずっと「発達」し続けてるんや。

つまり「人間は一生かけて成長する生き物」ってことやで。


📘試験ではここ出る!

発達段階(エリクソン)年齢目安発達課題キーワード例
乳児期0〜1歳半基本的信頼 vs 不信愛着・母親との信頼関係
幼児前期1歳半〜3歳自律性 vs 恥・疑惑トイレ・自分でやりたい欲求
幼児後期3〜6歳自発性 vs 罪悪感ごっこ遊び・チャレンジ精神
学童期6〜12歳勤勉性 vs 劣等感勉強・友達・評価への意識
青年期12〜22歳自我同一性 vs 拡散アイデンティティ模索期
成人期前半20〜40歳親密性 vs 孤独恋愛・結婚・友人との関係
成人期後半40〜65歳生殖性 vs 停滞子育て・社会貢献
老年期65歳〜統合性 vs 絶望「自分の人生に意味があったか」

🔍よく出るポイントは「高齢期の課題=統合性 vs 絶望」や!


🎞ジブリ的に言うと?

たとえば『ハウルの動く城』のソフィー。
おばあちゃんになっても、自分の人生を受け入れ、最後は「自分らしく」生きる選択をするよな?

これはまさに**老年期の「統合性」**やで。

「自分の人生を肯定できるか」「後悔ばかりか」──この視点は試験でもリアルでも大事や!


💡現場でもようある話!

  • 「今さら何をやっても…」と絶望する高齢者に
     → 「昔は大工さんやった」と話すだけで、統合性が回復することもある
  • 「子どもに迷惑かけたくない」と言う方には
     →「今も大事な存在ですよ」と伝えることが、支援になるんや

🎯今日のまとめ!

  • 人は一生かけて発達し続ける
  • エリクソンの8段階理論は試験頻出
  • 老年期は「統合性 vs 絶望」がキーワード
  • 自分の人生を肯定できるかがカギ!

💬覚え方の語呂:
統合(とうごう)して、ええ人生(ええんせい)!」
→ 老年期は「統合性 vs 絶望」!


📖おさらいクイズ(選択式)

Q. 老年期にあたる発達課題として正しいものはどれ?

A. 生殖性 vs 停滞
B. 親密性 vs 孤独
C. 統合性 vs 絶望
D. 自我同一性 vs 拡散

▶ 正解はこちら(クリックで表示) 正解:C. 統合性 vs 絶望 👉 エリクソンの発達段階理論では、老年期(およそ65歳以降)の心理的課題は「統合性(人生を肯定する気持ち)」と「絶望(過去を悔やむ気持ち)」の葛藤やで。 人生を振り返り「よく生きた」と思えることが、“統合性”にあたるんやな。

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