🌱介護福祉士試験【介護過程⑦】〜多職種連携〜
✏️「ええ介護は、ひとりで作られへん。」
介護はチーム戦や。
どれだけ腕に自信があっても、自分だけで全部見れるわけやない。
だから大事なんは、**「多職種(たしょくしゅ)連携」**やねん。
📘多職種連携って、何するん?
関わる人 | 主な役割 |
---|---|
ケアマネジャー | ケアプランの作成・全体調整 |
看護職 | 健康管理・医療面の確認 |
リハビリ職(PT・OT・ST) | 運動・生活機能の維持支援 |
管理栄養士 | 食事内容の見直し・栄養管理 |
福祉用具専門員 | 用具の選定・調整 |
介護職 | 日常支援の実践と気づきの共有 |
👉 それぞれが専門性を持って、“同じゴール”に向かって力を出し合うんやで。
👉 “情報を共有する力”が連携を支える
- いつもと様子が違うことに気づいたら、看護師に報告
- 歩行が不安定ならリハ職に相談
- 食事量が落ちてきたら栄養士と連携
🧩気づきを「つなげる」ことが介護職の役割でもある。
🎞ジブリ風に言うなら?
🧙♂️『ハウルの動く城』で、ソフィーもハウルもカルシファーも、それぞれ得意なことがあったやろ?
ひとりやったら無理でも、力を合わせて「城」を動かしてた。
多職種連携もまさにそんな感じや。
💡現場で活かせる小ワザ
📞気になったことは「早めに」「簡潔に」伝えるクセをつける
🧾情報共有は「主観」より「観察事実」ベースで
🗂会議では「どう伝えるか」を事前に整理してから話す
👥「チームで一人の利用者を支える」という意識を持つ
🧠試験で出るポイント!
用語 | 内容 |
---|---|
多職種連携 | 専門性の異なる職種が情報共有しながら連携すること |
チームアプローチ | 利用者のQOL向上を目的にチームで課題解決を図る |
情報共有 | 連携の要。タイミングと内容の正確さが問われる |
🎯今日のキーワードは?
📌**「ええ介護は、チームの会話から生まれる。」**
ひとりの目や手には限界がある。
でも、みんなの目と手があれば、どこまでも届く。
✏️おさらいクイズ(選択式)
Q. 多職種連携における介護職の役割として適切なものはどれ?
A. 自分の判断だけで支援内容を決める
B. 他職種と連携せず、自分の支援に集中する
C. 気づいた変化をチームに共有し、専門職に相談する
D. 看護職の指示がない限り、情報は報告しない