🌱介護福祉士試験 【コミュニケーション技術④】
認知症ケアにおける伝え方って、どんな工夫がいるん?
🤔 否定せんこと。これがめっちゃ大事やねん!
認知症の方との会話では、
こちらが「正しいことを言う」より、
相手の気持ちを受け止めることのほうが大事やねん。
たとえばこんな場面…
👵「あんた、うちの子やろ?」
❌「違いますよ、私は職員です」
⭕️「懐かしい人に似てたのかもしれませんね」
こういうふうに、否定せず・混乱を広げず・安心できる言葉を使うのがコツ!
🧠 認知症ケアの伝え方 3つの基本
ポイント | 内容 |
---|---|
否定的反応を避ける | 訂正・指摘はできるだけ避けて、受け入れる |
共感を示す | 「そうですね」「そう思われたんですね」と感情を受け止める |
短く、わかりやすく | 長い説明や回りくどい表現は混乱のもと |
👂伝えるコツ
- 一文一情報:ひとつずつ、ていねいに
- やさしい言葉で:「ご飯」や「お風呂」など身近な言葉を使う
- 繰り返してもOK:何度でも、やさしく伝えることに意味がある
- 表情と声のトーン:安心感を与える雰囲気がだいじ
🎞ジブリ風に言うなら…
🧙♀️『ハウルの動く城』で、
荒地の魔女が年老いて心も弱くなったとき、ソフィーは怒ったり責めたりせんかったやろ?
そっと受け入れて、そばにいる
その姿こそ、まさに「認知症ケアの姿勢」なんや。
📝試験で出るワード!
項目 | 試験での狙われポイント |
---|---|
否定的反応 | 避けることが基本!(超頻出) |
記憶障害 | 訂正より「共感」や「安心」 |
行動心理症状(BPSD) | 言動の背景に「不安」や「混乱」があると理解する |
✏️おさらいクイズ(選択式)
Q. 認知症の方が「財布がない!泥棒や!」と言われたとき、適切な対応は?
A.「泥棒なんていません」
B.「ちゃんとありますよ、ほら!」
C.「それは心配ですね。一緒に探してみましょうか」
D.「もう何回も言いましたよ!」