🌿介護福祉士試験👶こころとからだの仕組み⑨
yamahoku7〜乳幼児から老年期までの発達段階〜
🧠ここだけは抑えとけ｜こころの発達は一生もんやで編
赤ちゃんが笑ったり、年を重ねるにつれて人に気を遣えるようになったり。
人のこころって、ずーっと変わり続けるもんなんよ。
乳幼児期から老年期まで、どんな発達の流れがあるのか。
この成長の「道すじ」を知ってると、支援のときにも安心やで。
📘発達段階ってどんなもん？
発達ってのは、年齢とともに心や体が変化していくことや。
人間は生まれてから死ぬまで、ずっと何かしらの変化を続ける。
発達段階ごとに、求められる課題や成長のポイントがちゃうねん。
| 年齢期 | 発達の特徴 |
|---|---|
| 乳児期（0〜1歳） | 愛着の形成。安心感が大事。 |
| 幼児期（1〜6歳） | 自我の芽生え。好奇心いっぱい。 |
| 児童期（6〜12歳） | 集団生活やルールを学ぶ。 |
| 青年期（13〜25歳） | 自立とアイデンティティの確立。 |
| 成人期（25〜64歳） | 働き盛り。家族や仕事との関係。 |
| 老年期（65歳〜） | 人生の振り返り。喪失体験も増える。 |
👉 “こころの発達段階”をつかむのが大事
発達の課題を理解しておくと、「今どんな悩みを持ちやすいか」「どう支援すると安心するか」が見えてくるんや。
たとえば、高齢者が「昔話ばっかりする」って思っても、それは“老年期の心理課題”として自然なことやったりする。
若者が「何したいかわからん…」って言うのも、アイデンティティを探してる最中やねん。
🎞ジブリ風に言うなら？
『となりのトトロ』のメイちゃんは幼児期、
『千と千尋』の千尋は児童期から青年期にかけての成長が描かれてる。
ジブリ作品を見てると、それぞれの年代の心の動きや成長がリアルに伝わってくるで。
💡現場で活かせる小ワザ
- 利用者さんの「今の年代」を知ることで、会話のヒントや接し方が変わってくる。
- 老年期の「喪失感」には、昔話や人生の振り返りが支えになることも。
- 子どもとの関わりでは「今どんな力を育ててる時期か」を意識することが大切。
🧠試験で出るポイント！
| 用語 | 意味・特徴 |
|---|---|
| 発達段階 | 心や体が成長していく過程。段階ごとに課題がある。 |
| 愛着 | 乳児期に形成される、特定の人への安心感。 |
| アイデンティティ | 自分らしさ・自分って何者かを考えること。青年期に重要。 |
| 喪失体験 | 老年期に増える、大切な人や能力の喪失による心理的変化。 |
🎯今日のキーワードは？
📌**「発達には順番がある。けど、歩むペースは人それぞれ」**
押しつけず、でも見守る。そのスタンスが大事やで。
📖おさらいクイズ（選択式）
Q. 以下のうち、老年期に見られやすい心理的特徴として正しいものはどれ？
A. 強い自己主張と自我の確立
B. 愛着の形成と安心感の獲得
C. 喪失体験を通じた人生の振り返り
D. 集団生活を通じた協調性の発達
▶️ 正解はこちら（クリックで表示）
✅ C. 喪失体験を通じた人生の振り返り
老年期は、退職や死別など喪失の経験が増え、それに向き合いながら自分の人生をどう受け止めるかが大きな課題となります。
