🌿介護福祉士試験🧤こころとからだのしくみ⑦
皮膚と体温調節のしくみ
〜 体温維持/発汗と血流/褥瘡と皮膚障害 〜
✏️「皮膚」系導入文
皮膚は、ただの“外側のカバー”やない。
体温を調節したり、バイ菌から体を守ったり、
実はめちゃくちゃ働き者なんやで!
暑いときに汗をかくのも、寒いときに震えるのも、
身体が一生懸命バランス取ってる証拠や!
📘皮膚の構造と役割って?
| 層 | 内容・役割 |
|---|---|
| 表皮 | 一番外側/バリア機能(紫外線・異物から守る) |
| 真皮 | 血管・汗腺・感覚神経がある/熱や痛みを感じる |
| 皮下組織 | 脂肪が多く、クッション&断熱材の役割 |
👉 皮膚は「最大の臓器」って呼ばれるほど大事やで!
🧠体温調節のしくみ
- 暑いとき:汗をかいて蒸発 → 熱を逃がす(気化熱)
- 寒いとき:血管が収縮 → 熱を逃がさないようにする
体温が上がると血流が増えて皮膚が赤くなったり、
寒いときに手足が冷たくなるんは、自然な調節の結果や。
🎞ジブリ風に言うなら?
『となりのトトロ』で、サツキがびっしょり汗かいて走ってる場面。
あれは身体が「熱くなりすぎへんように」必死で汗かいてるんや。
体温調節って、それくらい命に直結してるんやで!
💡現場で活かせる小ワザ
- 寝たきりの人は発汗しづらく、体温がこもりやすい!
- 皮膚が弱ると「褥瘡(じょくそう)」のリスクが爆上がり!
- シーツのシワ・湿気・圧迫が褥瘡の三大要因やで!
🧠試験で出るポイント!
| 用語 | ポイント |
|---|---|
| 褥瘡 | 長時間の圧迫で皮膚・組織が壊死する(仙骨・踵など) |
| 発汗 | 気化熱で体温を下げる/暑いときの調節機能 |
| 血管の収縮・拡張 | 寒いときは収縮/暑いときは拡張して放熱 |
| 感覚神経 | 真皮に多い/触覚・痛覚・温度などを感じる |
🎯今日のキーワードは?
皮膚は「感じる・守る・冷やす」多機能な臓器!
ケアでは「汗・湿気・圧」を見逃すな!
✏️おさらいクイズ(選択式)
Q. 以下のうち、褥瘡(じょくそう)ができやすい要因として適切なものはどれ?
A. 定期的な体位変換
B. 乾燥した清潔な皮膚
C. 一定時間同じ姿勢で圧迫
D. 通気性の良い寝具
