🍳 デイサービスなのにおしゃれカフェ⁉ 「料理教室デイ」がシニアの心をわしづかみしている件

(2分03秒・オリジナルラップ)
「デイサービス」と聞いて思い浮かぶのは…
塗り絵、折り紙、ボール遊び。うん、なんか“老後っぽい”やつですよね。
でも!
東京にはそんなイメージをぶっ壊すデイサービスがあるんです。
その名も**「料理教室デイ」**。
赤いひさしにカラフルなロゴ、スプーンとフォークのオブジェが並ぶガラス張りの建物。パッと見、完全におしゃれカフェ。
でも実はここ、れっきとした介護保険対応のデイサービスなんです。
メニューはガチ! 調理するのも利用者本人!
このデイのウリは料理特化型。
普通のデイで出てくるお昼ごはんとはわけが違う。
「ホキのフライ」「空豆グラタン」「魚介のリゾット」――
え、ここビストロ?っていうレベルの献立をみんなで調理します。
ただ食べるだけじゃなく、自分で作る。
野菜を切る、炒める、味を整える…こういう動作って全部、脳の活性化につながるらしい。つまり**“美味しい脳トレ”**。
90代の利用者もノリノリ
「毎週ここに来るのが生きがい!」
そう話すのは90代の女性。
レシピを家に持ち帰って孫に料理をふるまうこともあるとか。
**「もう二度と母の手料理を食べられないと思っていた」**なんて家族が涙ぐむケースもあるらしい。
スタッフもただ“見守る”だけじゃなく、**「包丁のコツはこうよ!」って逆に教えられることも(笑)」**と驚きの連続。
デイサービス感ゼロの徹底したこだわり
・外観はおしゃれカフェ風
・送迎車は黒のシックな車で、ロゴもなし(「デイ通ってます感」を消す配慮)
・施設内も手すりなし! キッチンや椅子の高さを調整して、自然な動作で動けるよう設計
まさに**“団塊世代仕様”**のデイ。
「これなら通ってみたい!」と思わせる工夫が随所にあるんです。
でも、ちょっとした誤解も…
「元気な人しか通えないんでしょ?」
そう思われがちですが、実は利用者の8割が認知症。
**「しばらくぶりでも体が覚えてるんです」**とスタッフ。
車椅子利用でも安全に調理できる仕組みが整っているから安心。
これからのデイサービスは“選ばれる”時代
介護保険に頼るだけのサービスはもう限界。
「お金を払ってでも行きたい!」と思わせる付加価値が必要。
“ただの預かりデイ”から“行きたくなるデイ”へ。
料理教室デイは、その答えのひとつを見せてくれています。
「介護っぽいのはイヤ。でも元気でいたい」
そんなシニアがワクワクできる場所、もっと増えてほしいですね。