📡「おじいちゃん、今どこ?」が介護保険でOKに!?
GPS付き福祉用具、ついに給付対象へ!
厚生労働省がついに動きました。
「GPSや通信機能付きの福祉用具」を条件付きで介護保険の給付対象にする方針を発表!
6月11日の介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会で示され、今後は社会保障審議会で報告のうえ関係通知を改正するとのことです。
👵 認知症の行方不明者、1万8000人超えの現実
警察庁の調査によると、2024年だけで認知症で行方不明になった高齢者は1万8000人超。
「おじいちゃんどこ行った!?」が日常茶飯事な現状、そりゃニーズ高いわけです。
🛠️ 現行ルールと何が変わるの?
これまでのルールでは、福祉用具と通信機能が分離できる場合のみ給付対象。
つまり、GPS機能だけが別パーツならOK。
でも、位置情報を家族に送るタイプの内蔵機器はNGというややこしい線引きがありました。
新ルールでは、通信機能が内蔵されていてもOKに!
さらに、車いすやベッドに通信機能が付属している場合も認めるとのこと。
ただし、通話やチャットができるやつはアウト。そこは介護用具じゃなくスマホやん、って話ですね。
💰 でも通信料は自己負担
もちろんタダじゃありません。
通信料金やソフトウェア導入費、端末代は自己負担。
「GPSで場所わかるのは助かるけど、維持費は払ってね」というスタンス。
厚労省の熱いコメント
厚労省・峰村浩司高齢者支援課長はこう語ります。
「テクノロジーの力で社会課題を解決するのは福祉用具の新しい使命だ!」……急にカッコいい。
さらに「給付して終わりじゃなく、有効活用されてるかもフォローします」と意気込みを見せました。
まとめ:これで「迷子おじいちゃん問題」は減るかも?
認知症による徘徊や行方不明は家族の大きな負担。
今回の制度改正で、「見つからない恐怖」から少しでも解放される家庭が増えるかも。
とはいえ通信料は自腹なので、「月額いくらまでなら払える?」という現実的な議論も今後の課題ですね。