🟨7月の介護お役立ちコラム
「昔の知恵と今のケアで夏を乗り切る」
~昭和の暮らしに学びながら、現代の熱中症対策もバッチリ~
🪑1. 利用者さんに聞いた「昔の夏の乗り越え方」
「昼間は無理せんことや」「風が通る場所を探して座っとくんや」
「打ち水して、タオル濡らして首に巻いてたで」
昭和の夏は、クーラーがないなかでも工夫が光っていました。
自然の風、日陰、冷やしたタオル…
昔ながらの暮らしの知恵には、今こそ学ぶことがたくさんあります。

🌡2. けれど、今の夏は“昔の比やあらへん”
昔と違い、今は35℃超えが当たり前のような猛暑日続き。
湿度も高く、体温調節がうまく働かないとあっという間に熱中症のリスクが上がります。
特に高齢者の方は、
- 暑さを感じにくい
- 喉の渇きに気づきにくい
という特徴があり、自覚がないまま進行することもあります。
👉 夜間も油断せず、クーラーは入れたままにしておくのが安心です。
朝までエアコンを使うことで、寝ている間の熱中症リスクも防げます。

💧3. デイサービスでの熱中症対策
デイサービス本舗尼崎では、こんな取り組みを行っています👇
- こまめな水分補給の声かけと提供(温かいお茶・麦茶・OS-1など)
- 冷房と換気の両立:設定温度は28℃前後で湿度も管理
- 体調チェック強化:
顔色や発汗の様子、少しのだるさなども見逃さず確認します
🧓最後に…
「昔の人は暑さに強かった」というのは一理あるけど、
「今の暑さはほんまに異常やで」って声もよく聞きます。
昭和の知恵×令和のケアで、
この夏も安心・安全に、元気に過ごしていただけるよう取り組んでまいります