🧢「奇跡のバックホームを、僕らは忘れない」
── 横田慎太郎さんの命日に寄せて【雑記】
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🌱 こんな若者、おったんや。
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デイサービスで働いとると、
“命の時間”ってほんまに重たいテーマなんです。
7月18日。
この日が来ると、毎年思い出す若者がいます。
それが、阪神タイガースの外野手だった
横田慎太郎(よこた・しんたろう)さん。
28歳の若さで旅立った、心震わせる物語の持ち主です。
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⚾️ センターは10年安泰や!と本気で思ってた
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彼のプロ野球デビューは2016年の開幕スタメン。
あの時のキラキラ感、忘れられません。
スラッとした体格に快足、打撃も豪快。
「センターは横田で決まりやな!」と、
阪神ファンが本気で沸いてたんです。
けど…その数年後、まさかの脳腫瘍。

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🧠 闘病と復活、そして“あの奇跡”
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病と闘いながらも、
野球を、仲間を、球団を、ずっと愛し続けた横田くん。
そして訪れた引退試合。
守備についたセンターから、
まさかのノーバウンドバックホーム。
ミットに吸い込まれた瞬間、
甲子園が泣いた。
観客も、チームメイトも、テレビの前のファンも。
あれは、ほんまに“野球の神様が通してくれたボール”やった。

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🕊「ありがとう」と言わせてください
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2023年7月18日。
28歳で、その命に幕を閉じた横田慎太郎さん。
でも、彼が残したものは
“記録”よりも“記憶”。
“数字”よりも“希望”。
いま、デイの現場で命と向き合う私たちも、
「生きるってなんやろ」
「本気ってええな」
って、横田くんから教えてもろた気がしてます。
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☀️ あのプレーを、これからも語り継ぎたい
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デイの利用者さんの中には、
「最近の阪神はようわからんわ〜」って言う方もおる。
でも、“あのバックホーム”だけは、
きっと誰にとっても伝わると思う。
「最後まであきらめんと、全力で投げた若者がおったんや」って。
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🧢 横田慎太郎さん、ありがとう。
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命を懸けて見せてくれたプレーに、
多くの人が涙して、勇気をもろたと思います。
これからもずっと、阪神ファンの心に、
そして、命と向き合う仕事をする私たちの心にも、
あなたの姿が残り続けます。
ほんまに、ありがとう。
どうか安らかに。
