🌿介護福祉士試験🌿健康と疾患の基礎知識⑤
〜“食べる”って、こんなに繊細やったんや〜
🍽️ここだけは抑えとけ|“摂食・嚥下のしくみと障害”編
なんとなく「むせる」「食べづらそう」って思っても、
それが**命にかかわる誤嚥(ごえん)**やったらどうする?
食事は楽しみやけど、
高齢者にとってはリスクと隣り合わせの行動でもあるんやで。
📘摂食・嚥下ってなんなん?
食べ物が口に入ってから胃に届くまで、
一連の流れを「摂食・嚥下(えんげ)」と言います。
この動きには5つのステージがあるねん👇
- 先行期:食べ物を見て認識(「ごはんや!」って思う)
- 準備期:咀嚼(そしゃく)して飲み込みやすくする
- 口腔期:舌で喉に送り込む
- 咽頭期:嚥下反射で食道に送る(ここが要注意!)
- 食道期:胃に運ばれる
👉 誤嚥ってどうなるん?
“間違えて飲み込む”ことを「誤嚥(ごえん)」って言う。
食べ物や唾液が気管に入ってまう状態や。
その結果、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性が高くなる。
特に咽頭期の反射の低下があると、気づかないまま肺炎になることも。
🎞ジブリ風に言うなら?
『千と千尋の神隠し』で、カオナシが無理やり食べ物を飲み込む場面。
ほんまは、自分のペースで安全に食べることが大切なんや。
無理な摂食は、身体にとって脅威になるで。
💡現場で活かせる小ワザ
- 姿勢を整える(軽く前かがみ/90度の座位)
- 一口量を調整する(スプーン半分くらい)
- トロミ調整で飲み込みやすく
- 声かけやタイミングで嚥下反射を促す(「ごっくんしてね」)
- 食後は口腔ケアも忘れずに(細菌の繁殖防止)
🧠試験で出るポイント!
| 用語 | 内容・補足 |
|---|---|
| 嚥下反射 | 飲み込むときに起こる反射。咽頭期に重要。 |
| 誤嚥 | 食べ物や唾液が気管に入ること。むせる場合も、無症状のことも。 |
| 誤嚥性肺炎 | 誤嚥によって肺に菌が入って起こる肺炎。高齢者に多い。 |
| 摂食・嚥下 | 食べる〜飲み込むまでの一連の動作。段階ごとに機能がある。 |
🎯今日のキーワードは?
📌**「むせ」は身体からのSOSサインや。
見逃したらあかん。“食べる”は命とつながっとるんやで。**
📖おさらいクイズ(選択式)
Q. 食べ物や唾液が誤って気管に入ってしまうことを何と言う?
A. 嚥下反射
B. 消化
C. 誤嚥
D. 咀嚼
▶️ 正解はこちら(クリックで表示)
✅ C. 誤嚥
誤嚥とは、食べ物や唾液が気管に入ることを指し、高齢者では誤嚥性肺炎の原因にもなります。
