🌿介護福祉士試験🌿その他の重要項目③
〜“その瞬間”まで、寄り添うということ〜
🕯ここだけは抑えとけ|“終末期ケアと身体の変化”編
「もうすぐ…なんやろか」
その空気は、部屋の静けさから伝わってくる。
終末期のケアは、命の終わりを看るんやなく、生の最期を支える仕事や。
📘死前の徴候と身体のサイン
終末期には、身体や様子にさまざまな変化が出てきます。
- 食事や水分が摂れなくなる:自然な経過。無理に摂らせないのが基本。
- 眠っている時間が長くなる:意識がゆっくり薄れていく。
- 末梢が冷たくなる:血流が中心部に集まり始める。
- 呼吸が不規則になる(下顎呼吸など):最期が近いサイン。
- 喉がゴロゴロ鳴る(死前喘鳴):痰がたまっても吸引せず見守ることも。
👉看取りのケアの基本
- 苦痛の緩和:体位調整や口腔ケアなどで安楽をはかる
- 家族への配慮:今この時間が大切やと伝え、焦らせない
- 本人の尊厳を守る:静かであたたかい環境づくり
- 最期の時間は“待つ”ことも支援:ただ、そばにおることが大事や
🎞ジブリ風に言うなら?
『千と千尋の神隠し』で、銭婆が「さよならっていうのは、また会うためや」と言うシーンがあるけど、
“さよなら”は悲しみやなく、命を見送る合図なんかもしれん。
💡現場で活かせる小ワザ
- 枕やクッションで少し横向きの姿勢にすると呼吸が楽になる
- 部屋の照明や音量はできるだけ穏やかに
- 家族に「呼吸が変わってきました」と優しく予告する
🧠試験で出るポイント!
| キーワード | 内容 |
|---|---|
| 終末期 | 治癒が望めず、自然な死を迎えるまでの期間のこと |
| 死前喘鳴 | 喉の痰が原因で起こるゴロゴロ音。苦痛ではない |
| 下顎呼吸 | 最期の呼吸パターンの一つ。不規則でゆっくり |
| 看取りケア | 安楽・尊厳を守ることが第一。延命より“安らぎ” |
🎯今日のキーワードは?
📌**「看る」ことは「待つ」ことでもあるんやで。**
📖おさらいクイズ(選択式)
Q. 終末期ケアで正しい対応はどれ?
A. 呼吸が不安定になったら、酸素を優先して使用する
B. 食事を無理にでも摂らせて体力を維持する
C. 喉のゴロゴロ音(死前喘鳴)に対して頻繁に吸引する
D. 家族が本人とゆっくり過ごせる環境をつくる
▶️ 正解はこちら(クリックで表示)
✅ D. 家族が本人とゆっくり過ごせる環境をつくる
終末期ケアでは、本人と家族の心の安らぎを大切にすることが基本です。
