🗳️ 2025年参院選、与党大敗――日本政治の転換点か

2025年7月20日に行われた第27回参議院選挙で、自民・公明の連立与党は参院の過半数を割り込み、大敗を喫しました。
物価高騰、円安、家計圧迫――生活に直結する不満が、長年政権を支えてきた与党にぶつけられた格好です。
国民の声は明確でした。「もう我慢の限界や」と。

📉 保守層の離反と参政党の台頭

今回の選挙で特に注目されたのは、単なる与党離れではありません。
かつて自民党の支持基盤だった保守層が、より右派色の強い参政党などへ投票した点です。
これは抗議票ではなく、「今の自民党にはもはや保守政党としての魂がない」という国民の価値観の変化を物語っています。

🎙 石破首相の続投表明、しかし党内は冷ややか

選挙直後、石破茂首相は「責任をもって引き続き政権を担う」と続投を宣言しました。
しかし党内では、「ここまで負けて責任を取らないのか」という声が噴出。
麻生副総裁は明確に続投を支持せず、距離を取る姿勢を見せています。

🌸 自民党再生のカギは高市早苗氏?

今、自民党が再び国民の信頼を得るには何が必要か。
保守的な有権者からは、「高市早苗氏のような本物の保守政治家こそ、再建の中心にふさわしい」との声が強まっています。
信念・現場感覚・覚悟を兼ね備えた存在として、高市氏を望む声は確実に増えています。

📺 コメンテーターよ、立場を弁えよ

選挙後、一部テレビコメンテーターが、参政党の躍進を「ポピュリズムだ」「非合理な選択だ」などと批判する場面が見られました。
しかし、情報を中立に伝える立場の人間が、公共の電波で民主主義の結果を否定するような発言をするのは本来あってはならないことです。

もし主張したいことがあるのなら、テレビではなく、正々堂々と選挙に出て民意を問うべきです。
視聴者の信頼を得るべき立場の者が、自らその信頼を損ねているという点に、本人たちは気づいているのでしょうか。

📌 今回の選挙が示したこと

この参院選は、単なる「与党の敗北」ではありません。
国民が何を望み、何を見限ったのか──その意思が明確に表れた選挙でした。
石破続投の是非、自民党内の権力構造、そして次なるリーダー像。
すべてが流動化し始めた今、日本の政治は、今まで以上に国民の目にさらされています。

※あくまで個人の感想です。

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