🟧8月の介護お役立ちコラム
「“預ける”んちゃう。“一緒に支えてる”って話」
~家族・スタッフ・利用者みんなで作る“ええチームケア”~
🧓「罪悪感なんて、ほんまいらん」
介護のことを考える時、たまに耳にするのが
「施設に預けてしまって申し訳ない気がする」という言葉。
でも、実際にご家族と話していて、
そんな“罪悪感”を口にされる方はほとんどおられません。
むしろ—
「正直、助かってます。ほんまに」
「家やったら、ここまで見れませんでした」
「本人も楽しそうにしてるし、ホッとしてます」
そんな素直な本音を、よく聞かせていただきます。
わたしたちも、そう言ってもらえるたびに
「あぁ、ちゃんと役に立ててるんやな」と感じます。
🏠「預ける」って言葉、ほんまに合ってる?
よく「施設に預けてる」という言い方をされるけど、
どうもそれが、子どもを保育園に“預ける”のと同じように聞こえてしまう時があります。
でも、介護って、もっと違うもんやと思うんです。
高齢のご本人には、
積み重ねてきた人生も、信念も、癖も、リズムもある。
決して“手がかかる存在”じゃないし、
“面倒をみる対象”でもない。
わたしたちは、その方の暮らしを尊重しながら、
ご家族と一緒に**“その人らしい生活”を支えていくチームの一員**として関わっています。

💬チームケアの中にある、笑いと安心
施設のスタッフは、ただのお世話係ではなくて、
時には「親戚のおばちゃん」、
時には「心配してくれる友だち」、
時には「見守ってくれる伴走者」。
「今日は○○さん、カラオケで大熱唱でしたよ〜」
「お風呂で“気持ちええわ〜”って言ってくれてました!」
そんな報告に、家族さんがニコッと笑う瞬間。
それこそが、わたしたちが大切にしたい時間です。

🧊ちょっと介護とはズレるけど…
この時期、「夜間のクーラーは切った方がいいですか?」と聞かれることがあります。
でも、最近の暑さは**“昭和とはレベルがちゃいます”**。
高齢者は体温調節がうまくできず、
寝ている間に脱水や熱中症になるリスクも。
夜でもエアコンはつけたままで、
寒く感じる場合は薄手の服やタオルケットで調整するのがおすすめです。
🔚最後に…
「罪悪感」ではなく「安心感」を。
「預ける」ではなく「一緒に支える」へ。
わたしたちデイサービス本舗尼崎は、
ご本人とご家族のどちらも笑顔になるケアを目指しています。
ご家族が安心して「お願いできます」と言えること。
ご本人が「今日もよう笑ったわ」と思えること。
その両方がそろって、はじめて「介護のかたち」ができると信じています☺️