🌱介護福祉士試験【生活支援技術⑩】
〜福祉用具の選定と活用〜
🛠「道具に頼る」ことは、“自分らしく生きる”こと。
「もう杖ついてんのか…」
「車椅子に乗ったらおしまいや…」
――そんなふうに思ってしまう人、実は多い。
でも実際は、
福祉用具って“できることを取り戻す”ためのパートナーなんや。
歩けるようになるため。
安心して移動するため。
“自分の行きたいとこへ行ける”ようになるため。
それを支えてくれるのが福祉用具やで。
🚶♂️代表的な福祉用具と特徴
| 用具 | 特徴 |
|---|---|
| 杖(T字・多点・ロフストランド等) | 歩行バランスを補う。杖の高さ調整は重要 |
| 歩行器(固定型・交互型・キャスター付き) | 体重の一部を預けて歩行安定。転倒リスク低減 |
| 車椅子 | 座位での移動支援。自走式・介助式がある。座面・肘掛・足台調整がカギ |
📏用具を「合わす」ことが何より大事
- 杖の長さは「腕をおろした状態で手首の高さ」が目安
- 車椅子は「肘の角度90度/足が地面につく or 足台調整」が基本
- 麻痺側・利き手・筋力の左右差など個別性を重視して選ぶこと
🧠福祉用具は「安全×自立」の橋渡し
| 課題 | 解決できる道具 |
|---|---|
| 転倒の不安 | 滑りにくい杖・歩行器/玄関用手すり |
| 移動困難 | 軽量型車椅子/段差解消スロープ |
| 着脱困難 | 立ち上がり補助いす/スライディングボード |
| 入浴不安 | 浴室内手すり/バスボード/シャワーチェア |
🎞ジブリ風に言うなら?
🧳『千と千尋の神隠し』で、
カオナシが電車に乗るとき、誰にも助けを求めへんけど、
椅子に座って静かに揺られる姿があったやろ?
――あの椅子が「支え」。
誰にも迷惑かけず、自分の行きたいとこへ向かう手段。
それが福祉用具なんやで。
💡現場で活かせる小ワザ
- 🪜杖先ゴムのすり減りは定期チェック(滑りやすくなる)
- 🧰「貸与」か「購入」かは使う期間と頻度で判断
- 🛞車椅子のブレーキは**「押したらON」か「引いたらON」か確認**(機種により違う)
- 🪑用具導入時は**“試用”してもらい、本人の感覚を大事にする**
🧠試験で出るポイント!
| 用語 | 内容 |
|---|---|
| 福祉用具 | 高齢者や障害者の生活を支える器具。使用目的と適合性がカギ。 |
| 杖の種類と選定 | T字・多点・ロフストランドなど、目的に応じて使い分け。 |
| 車椅子の調整 | 足台・背もたれ・ブレーキなど細かい調整が必要。 |
🎯今日のキーワードは?
📌**「支える道具」は、“その人らしい暮らし”を後ろから応援してくれる存在や。**
見た目以上に、心にも効くのが福祉用具やで。
✏️おさらいクイズ(選択式)
Q. 福祉用具の活用として適切な対応はどれ?
A. 杖の長さは手首の高さに合わせ、本人の歩行バランスを確認する
B. 車椅子はすべての人に同じ調整で対応すればよい
C. 歩行器は筋力が低下していても自立支援には使えない
D. 杖は利き手に関係なく麻痺側で使うのが原則である
