🌱介護福祉士試験【介護過程⑩】〜記録の書き方〜


✏️「“よう書く”より、“よう伝える”が大事やで。」

毎日書いてる記録。
でも、それが“チームの支援”につながってるか?

「見たまま」+「気づき」+「次のヒント」
――これが伝わる記録のコツやで。


📘記録の基本は、この3点セット

要素内容
事実実際に起こったこと(例:転倒、食事量、声かけへの反応など)
気づき状態や変化への気づき(例:「最近眠そう」「食事中うつむきがち」)
次の視点次に気をつけること、対応のヒント(例:「声かけタイミング調整」など)

👉 書く目的は「あとで読む人のために」やねん。


👉“気づき”がない記録は、ただの報告書

🙅‍♀️「お風呂に入りました」だけでは何も見えてこない
🙆‍♂️「入浴時に左足を浮かせていた→痛みの可能性あり」
→ チーム内で次の支援に活かせるやろ?

「何が起こったか」+「どう感じたか」+「何を考えたか」
この流れが“考える記録”や。


🎞ジブリ風に言うなら?

📝『耳をすませば』で、雫がノートに毎日の想いや気づきを残してたやろ?
それが自分の物語を形にしていった。

介護記録も、日々のドラマをつなぐ「物語ノート」なんやで。


💡現場で活かせる小ワザ

📌「○○していた」など観察ベースで書く
🗣主観を避け、「~のようだった」ではなく事実+推察のセットで
📋気になる点は「→次回注意」「→看護師へ報告」と明示
👥記録は**“誰かが見る”前提で書く**(家族・医療職・他スタッフ)


🧠試験で出るポイント!

用語内容
事実の記録実際に観察・確認した出来事を記録すること
気づき小さな変化や兆候に目を向ける姿勢
連携記録内容をチームで共有し、支援に活かすこと

🎯今日のキーワードは?

📌**「記録は、“誰かに伝える”ためのもの。」**
その一行が、次のケアの助けになるかもしれへんで。


✏️おさらいクイズ(選択式)

Q. 介護記録の書き方として最も適切なのはどれ?

A. 自分の意見中心に、その日の感想を書く
B. 気づいたことは書かず、事実だけ記す
C. 支援の様子、気づき、今後の視点まで記載する
D. 「とくに異常なし」とだけ毎回記載する

▶️ 正解はこちら(クリックで表示) 正解:C. 支援の様子、気づき、今後の視点まで記載する

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