🌱介護福祉士試験【介護過程⑪】〜報告・連絡・相談(ホウレンソウ)〜
✏️「“ちょっと気になる”を、黙ったらアカン。」
「この程度、言わんでもええかな」
「気のせいかもしれへんし…」
そうやって見逃された“異変”が
あとで大きな事故につながることもある。
🗣**ホウ(報告)・レン(連絡)・ソウ(相談)**は、
チームケアの命綱やで。
📘ホウレンソウって、何のこと?
項目 | 内容 |
---|---|
報告 | 上司やチームに、業務や支援結果・異変を伝える(事後) |
連絡 | 関係者に情報を共有する(事実ベース) |
相談 | 判断に迷うとき、先輩や専門職に助言を求める(事前) |
👉 「すぐに、正確に、わかりやすく」伝える力が大事や。
👉黙ってたら、守れん命がある
📉「昼食食べなかったけど…まあええか」
→ 夕方に意識レベル低下、緊急搬送
👂「何度か同じこと聞いてきたけど、忙しかったし…」
→ 認知症の進行や感染症の初期症状やった可能性も
🧠**“気になること”は、先に投げて、みんなで考える。**
🎞ジブリ風に言うなら?
🦊『もののけ姫』で、アシタカは
見たこと・感じたことを村にも、旅先にも、きちんと伝えてたやろ?
「知らんかった」が事故の一歩手前。
ホウレンソウは、ケアの安全装置なんやで。
💡現場で活かせる小ワザ
📋「5W1H」で報告内容をまとめる(誰が/いつ/どこで/何を/どうした/なぜ)
📝些細なことでも“共有メモ”に記録(あとから参照しやすい)
📱即時にLINEやICTで簡潔に連絡 → 後で記録で補完
👥「悩むなら相談」が鉄則。自己判断に頼らん!
🧠試験で出るポイント!
用語 | 内容 |
---|---|
報告 | 業務の結果や異常を上司に伝える |
連絡 | 事実や予定などを関係者に伝達する |
相談 | 判断に迷うときに助言を求める行動 |
🎯今日のキーワードは?
📌**「“迷ったら言う”が、チームの合言葉や。」**
伝えたことで救える命が、きっとある。
✏️おさらいクイズ(選択式)
Q. 報告・連絡・相談に関する対応として適切なのはどれ?
A. 気づいたことがあっても、確証がなければ報告しない
B. 支援で迷ったらまず自己判断で対応する
C. 小さな異変でも早めに共有・相談する
D. 忙しいときは後でまとめて伝えるようにする