✅【介護福祉士試験】認知症の理解⑦
〜中核症状とは?周辺症状とは?〜🧠ここだけは抑えとけ|「BPSD(周辺症状)」ってなんやねん編
✏️「中核・周辺症状」系導入文
認知症には、「必ず起きる症状(中核症状)」と「人によって違う症状(周辺症状)」があるねん。
この違いをちゃんと押さえておくことが、ケアの工夫や対応策のヒントになるで!
📘中核症状と周辺症状のちがい
分類 | 内容 | 例 |
---|---|---|
中核症状 | 脳の障害によって必ず現れる症状 | 記憶障害・見当識障害・理解・判断の低下・実行機能障害など |
周辺症状(BPSD) | 環境や心理状態などにより人によって違う症状 | 徘徊・幻覚・妄想・暴言・抑うつ・不眠など |
🎞ジブリ風に言うなら?
『ハウルの動く城』でソフィーが突然おばあちゃんになってもうたやろ?
あれが“中核症状”なら、そのあと落ち込んだり、怒ったりするのが“周辺症状”って感じや。
土台(脳の変化)+環境(ストレス・不安)で出てくるのがBPSDやねん。
💡現場で活かせる小ワザ
- 中核症状は改善が難しいけど、周辺症状はケアで軽減できることも多い!
- 徘徊や幻覚があるときは、背景(不安・環境の変化)を探ることが大事
- 安心できる環境、決まったルーティン、顔なじみのスタッフが効果的
- 「何が本人を不安にさせてるんやろ?」という視点がポイント!
🧠試験で出るポイント!
用語 | 説明 |
---|---|
中核症状 | 認知機能の低下によって必ず現れる症状(記憶・判断・見当識など) |
周辺症状(BPSD) | 環境・心理・身体状態により出る行動・心理的な症状 |
実行機能障害 | 段取りや手順がわからなくなる(料理や着替えなど) |
BPSD | 行動・心理症状の総称で「Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia」の略 |
🎯今日のキーワードは?
📌**「中核症状」はみんなに出る。「周辺症状」は人によってちがう!**
BPSDが強い=認知症が重い、ではないで!
📖おさらいクイズ(選択式)
Q. 認知症における「周辺症状(BPSD)」として適切なものはどれ?
A. 記憶障害
B. 実行機能障害
C. 徘徊や幻覚
D. 見当識障害
▶️ 正解はこちら(クリックで表示)
✅ C. 徘徊や幻覚
徘徊・幻覚・暴言・妄想などは「周辺症状(BPSD)」です。 記憶や判断の低下は「中核症状」です。